ピロリ菌とアンモニア

ピロリ菌とアンモニアについて何らか関係があるものなのかどうか知っておきたい人もいるのではないかと思います。

ピロリ菌はアンモニアと何か関係性があるものなのか、口臭が出てしまう時にピロリ菌が原因となっていることはあるものなのか、ピロリ菌に感染している尿素呼気試験法というのはどのような検査なのか、などを紹介したいと思います。

ピロリ菌はアンモニアと何か関係性があるものなのかどうか

ピロリ菌が胃酸の強い胃の中で生きて行かれるのは、アンモニアが関係していると言われています。ピロリ菌は胃の中でウレアーゼという酵素を出しています。この酵素こそがアンモニアを作り出しているため、強い胃酸の中でもピロリ菌はピロリ菌のまわりにアンモニアを出すことから中和され、生きていくことが出来るのです。

ピロリ菌が口臭の原因となっていることはあるものなのかどうか

ピロリ菌に感染することで口臭が出ているといったことが起こることがあります。もちろん歯肉などが原因で口臭となっているような場合もありますし、内臓が悪くて口臭が起こることもあります。ピロリ菌がいることで胃の中を荒らし消化不良の状態を作り出すことから口臭がするようになります。ですから口臭を排除したい場合にはピロリ菌を除菌することで出来ることがあります。

ピロリ菌に感染しているか知ることが出来る尿素呼気試験法とはどのような方法なのか

ピロリ菌に感染しているかどうか分かる検査として尿素呼気試験法がありますが、これは自分の息をバックの中に吹き込み、診断薬を飲んでさらにバック中に呼吸を吹き込むという簡単な検査です。中にどのくらい二酸化炭素があるかどうかを判定します。ピロリ菌がいると二酸化炭素が増加するため分かるのです。

ピロリ菌とアンモニアの関係はとても深いと言われています。ピロリ菌が強い胃酸が出る胃の中で生息していかれるのはピロリ菌が出すウレアーゼという酵素がアンモニアを作っていて、強い酸性の中でもアンモニアがアルカリ性で中和する働きがあるため生きて行かれるのです。

ピロリ菌とアンモニア