ピロリ菌の除菌後の慢性胃炎
ピロリ菌の除菌後でも慢性胃炎がなかなか治らないこともあります。ピロリ菌の除菌後であっても慢性胃炎の症状などが治らない事はあるものなのか、ピロリ菌除菌後に除菌できているかどうかはどのようにして検査するのか、ピロリ菌を除菌した後もピロリ菌の定期的な検査は必要なのか、などを紹介したいと思います。
ピロリ菌を除菌後にすぐに慢性胃炎は治らないものなのか
ピロリ菌の除菌をした後にでもすぐに胃痛が治るわけではありません。ピロリ菌を除菌することで慢性胃炎が治り胃痛が全くなくなるのは5人に1人くらいの確率と言われているようです。
除菌すれば胃癌などのリスクは減らすことは出来ますが、慢性胃炎などの症状が全くなくなるという人は人によって違います。
ピロリ菌除菌をした後に、除菌できているかの検査はどのようなものがあるのか
ピロリ菌を除菌した後に、除菌がきちんとできているかの検査はどのようなものがあるのかというと「呼気検査」があります。この呼気検査は、専用の袋に息を吹き入れるだけの簡単なものなのでとても簡単ですし、精度も高いと言われています。検査結果は1週間くらいで出ます。
ピロリ菌を除菌した後でも定期的に検査を受けた方がいいのか
ピロリ菌を除菌して成功したとしても再発することもあり、除菌後には定期的な検査は5年くらいは毎年したほうが良いです。ピロリ菌を除菌すると胃癌になるリスクはほぼなくなる、とは言われていますがきちんと除菌できていなかったりすることもあり、そのようなリスクも含めて定期的な検査をおすすめします。
ピロリ菌の除菌後に胃痛が出たり慢性胃炎の症状が続く人も中にはいます。ピロリ菌を除菌すると全て痛みなどがよくなると思われがちですが、すべての人から症状がなくなるわけではありません。
胃癌になるリスクは減らすことが出来ますが、慢性胃炎がまったくなくなる人もならない人もいるため個人差が出るでしょう。
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