ピロリ菌の除菌後のPPI
ピロリ菌の除菌する時にはPPIの薬を飲むと影響が出ますが、ピロリ菌の除菌をするのであればPPIの薬は前後でやめておいたほうが良いとされています。ピロリ菌の除菌後はPPIなどの薬をすぐに開始しても良いものなのか、ピロリ菌の除菌に影響のあるPPIの薬剤とはどのようなものがあるのか、ピロリ菌を除菌することで食欲が増して高脂血症が増えることはあるのか、などを紹介したいと思います。
ピロリ菌の除菌後にはPPIなどの薬はすぐに開始してもよいものなのか
PPIとは、プロトンポンプ阻害薬という薬で、ピロリ菌を除菌する時に服用していると、偽陰性の結果が出てしまうことがあり、ピロリ菌を除菌する場合には使用を禁止した方が良いとされています。除菌する前にもピロリ菌を除菌後にも最低でも3カ月程度くらいは止めておいた方が良いでしょう。そうしなければ偽陰性の結果が出て、また除菌を行わなければならないことがあるからです。
ピロリ菌の除菌に影響があるPPIとはどのようなものがあるのか
ピロリ菌除菌に影響が出てしまうことがあるPPIの薬剤にはどのようなものがあるのかというと、タケプロン、オメプラール、ネキシウム、パリエットなどの薬があります。ピロリ菌の除菌をした後に何か病気になり薬剤を出された時には、必ず除菌をしたということを申し出た方が良いでしょう。
ピロリ菌を除菌することで高脂血症などの病気が増えるのか
ピロリ菌を除菌すると、胃の状態がよくなることで食欲が増すことがあります。その食欲のまま好きなものをたくさん食べてしまうことと、除菌することで活性化グレリンという成分が増えてしまい高脂血症になる人がとても増えると言われています。
全ての人というわけではありませんが、食事などには気を付けて生活すると良いでしょう。
ピロリ菌の除菌をする上でPPIの薬剤を使用していると、偽陰性の結果が出てしまうことがあります。
ピロリ菌の除菌後にPPIの薬剤はいつくらいから使用したらいいのかというと、まず除菌前には2週間くらい前から止めておいた方が良いです。また除菌後にも3ヵ月程度の期間を開けておいた方が良いでしょう。
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