ピロリ菌とストレス
ストレスが原因で胃が痛む
日常生活の中でストレスを抱えているという人は多いと思います。ストレスは体の様々な部分に影響を及ぼし、日常生活に支障をきたす場合もあります。
ストレスで感じる体の異変の一つに、胃の痛みがあります。ストレスにより胃の内部の胃粘液が少なくなるなどして、胃液が胃に直接触れてしまい、胃が炎症を起こしてしまいます。
胃の痛みはストレスを測る一つの指標とも言えます。
実はピロリ菌が原因かも
しかし、胃の痛みはストレスからくるものばかりではありません。そのほかの原因の代表的なものにピロリ菌があります。
ピロリ菌は胃に潜伏し、毒素を発生させることで胃に影響を与えます。そのため、ピロリ菌に感染すると、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気になる可能性が高まります。また、ピロリ菌は胃癌のリスクも高めます。
ストレスが原因で胃が痛んでいると思い込んでいたら、実はピロリ菌に感染していたということもあり得ます。
一度検査を受けましょう
胃の痛みの原因は外部からではわかりません。そのため、自己判断をすることも非常に危険だと言えます。
もし、胃の痛みが長く続くようであれば、一度ピロリ菌の検査を受けてみましょう。一度検査をして結果が陰性である場合、その後感染する可能性は極めて低いと言えます。また、結果が陽性だとしても、早期の治療を行えばすぐに回復します。
胃癌はいかに早く発見できるかが鍵になりますし、胃炎などであっても慢性化してしまえば、治療をしてもなかなか痛みが治まらないということにもなりかねません。
ストレスがなくなれば胃の痛みもなくなると思い込まずに、きちんとした検査を受けて、きちんとした対処をしてもらうようにしましょう。
スポンサーリンク