ピロリ菌と納豆

納豆は様々な成分が含まれており、身体に良いことが知られています。しかし、納豆の成分は身体に良いだけでなく、ピロリ菌に対しても効果を発揮することが分かってきました。

それは納豆抽出液に含まれる抗菌成分です。この成分は、ピロリ菌に有効といわれている抗菌成分にも劣らないほどの効果を発揮することが明らかになりました。

納豆抽出液に含まれるものですが、もちろん納豆を食べることによって、この成分を取り入れることができます。

ピロリ菌対策で納豆を食べる場合、普通に食べても効果はありますが、さらに効果をあげるための食べ方があります。それは、ジャガイモをすりおろして納豆に入れるというものです。

ジャガイモ半分を皮ごとすりおろして納豆にかけるだけの簡単な食べ方。ジャガイモにはタンニンと呼ばれる成分が含まれており、この成分がピロリ菌に効果的です。つまり、ジャガイモをすりおろして納豆にかけることで、ピロリ菌に対する効果がさらに増すということです。

しかし、ジャガイモを皮ごとすりおろすと苦味がでるので、食べる際には注意が必要です。

納豆は非常に身体に良いものですが、独特の味や粘り気があるため、子どもをはじめとして苦手に感じている人も多くいると思います。

しかし、納豆にはピロリ菌に対する成分はもちろん、多くの成分が含まれており、納豆を食べるだけで様々な栄養素を補給することができます。

納豆が苦手な人は食べにくいかと思いますが、身体のためと割り切って少しでも食べるようにしましょう。

また、納豆が好きな人は1日の食事に1回は納豆を取り入れて、ピロリ菌への対策を行っていきましょう。