ピロリ菌と料理

ピロリ菌に感染した人と一緒に料理を分け合った場合感染することがあるのか気になるところですが、ピロリ菌は熱に弱いので熱を使用した料理ではそのようなことはないでしょう。ピロリ菌に感染している人と料理を分け合ったりした場合に感染することはあるのか、発展途上国などで出された水や氷などからピロリ菌に感染することはあるのか、ピロリ菌に感染してそれぞれ病気になる確率はどのくらいなのか、などを紹介したいと思います。

ピロリ菌に感染している人と料理をわけあって食べたら感染するのか

ピロリ菌に感染している人と料理をわけあったりして食べたりした場合に、ピロリ菌に感染するのではないか？と考えがちですが、大人になってから同じ料理をわけあったとしてもそれくらいでは感染することはないでしょう。小さな子供が親から経口感染でうつることはありますが、大人になってからの感染は少ないと考えられます。

発展途上国などにいって出された水や氷などからピロリ菌に感染することはあるものか

発展途上国などは現在でも上下水道がまだきちんと設備されていないところなどで水を飲んだり氷を食べたりすると、ピロリ菌に感染するケースがあります。大人になってからも移る可能性は高くなるため出来るだけ衛生環境の悪いところでは飲まない方が良いです。

ピロリ菌に感染することで病気になる確率はどのくらいなのか

ピロリ菌に感染することでそこから病気になる確率はどのくらいあるのかというと、胃潰瘍・十二指腸潰瘍では3％程度、胃癌になるのは0.4％程度と言われています。感染しても無症状の人がほとんどといわれていますが万が一のことを考えて除菌はしたほうが良いでしょう。

ピロリ菌に感染している人と一緒に鍋などの料理をわけあったりしても、そこからピロリ菌に感染することはありません。鍋の場合必ず加熱するためないです。しかし洗っていないコップなどを使用してピロリ菌感染している人と使用したりするのはやめておいた方が良いでしょう。また発展途上国などの衛生環境の悪い所の水などからは感染することがあるかもしれません。

ピロリ菌と料理