ピロリ菌の症状:口臭について
最近、疲れているから胃の調子が悪くて口臭が気になる、胃酸過多になって口に酸っぱいものが上がってきて臭い感じがするなど、胃の調子が悪いとどうしても口臭は気になるものです。
歯磨きに時間を掛けても、口臭予防のスプレーを使っても、内臓から臭うような気がすることはありませんか。
胃の中の「ピロリ菌」が原因?
ピロリ菌は知らない間に胃に住みつき、胃酸にも負けずにアンモニアを発生させ続けます。
ピロリ菌に感染していても、健康的な日常生活を送っていれば、胃腸も健康ですから問題もありませんし、口臭がしてくることも無いでしょう。
しかし、仕事の疲労やストレス、暴飲暴食にタバコや飲酒によって、一度胃が悲鳴を上げると、ここぞとばかりにピロリ菌は疲労した胃粘膜を傷つけていきます。
炎症を起こすのです。
胃薬を飲んで一時しのぎしますが、その繰り返しは慢性胃炎を招きます。
この時、胃はピロリ菌が作り出したアンモニアでいっぱいになって、胃から血液、肺を通って口から吐き出されているのです。
口臭の原因のほとんどは、歯周病や歯肉炎、虫歯、舌の汚れなど口の中の問題ですが、いくら歯医者に行っても、綺麗にしても消えない口臭は、胃の中が原因になっている可能性があるのです。
「ピロリ菌」が原因の口臭を無くす方法は?
まずは、生活習慣の乱れを治すことから始めます。
胃の調子が悪い状態を改善することが大切になります。
いくら改善しても口臭は治らなければ、ピロリ菌が原因であると考えて良いでしょう。
胃炎を繰り返していると慢性胃炎になります。
ピロリ菌感染の検査をして、もしも陽性判定がでたら医者の指示に従い除菌治療をしましょう。
そうすれば、胃の調子がよくなるのと同時に、口臭も消えている事に気付くでしょう。
ピロリ菌感染していても、それだけで自覚症状はありません。
家族や友人から、もしくは自分でも気付く口臭は、身体に何らかの問題を抱えていると考えて、気になる胃の症状に目を向けてみましょう。
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