ピロリ菌と妊婦のつわり

ピロリ菌と妊婦のつわりに何か関係があるものなのか知っておきたいものです。ピロリ菌に感染していると妊婦はつわりが出やすくなるものなのかどうか、妊婦でピロリ菌に感染していると除菌することはできるものなのか、妊娠していてもピロリ菌の検査をすることはできるものなのか、などを紹介したいと思います。

ピロリ菌に感染している妊婦はつわりがひどくなるものなのか

ピロリ菌に感染しているとそれだけで吐き気の症状が出てひどくなっている人もいます。その上妊婦になっていると普通のつわりとピロリ菌の嘔吐が重なって、さらにつわりが酷くなる人が多いと言われています。もちろん全ての人に当てはまるわけでなく、それほどつわりが重くない人も中にはいることでしょう。

妊婦でピロリ菌に感染している場合除菌することはできるものなのかどうか

ピロリ菌の除菌は3種類の薬を飲むことになり、2種類は抗生物質を飲むため、妊婦は薬を飲むと胎児に影響が出ることがあるため、妊婦の間は除菌することはできません。出来れば妊娠を望んでいる間にピロリ菌の除菌をしてしまった方が良いですが、妊娠している間に発覚したのであれば、出産後に除菌することになるでしょう。

妊娠していてもピロリ菌の検査をすることはできるもなのか

ピロリ菌の検査で内視鏡の検査であれば妊娠していても検査をすることは可能です。しかし、もしもピロリ菌が陽性であっても除菌をすることは妊娠中に出来ませんので、出産後に除菌することになります。除菌している間母乳などはストップしなければならないでしょう。

ピロリ菌に妊婦が感染していると、つわりが重くなることがあると言われています。ピロリ菌に感染していることで普通に吐き気があるという人がいます。その上妊娠でつわりが重なり、重くなると考えられているようです。妊娠中は薬を飲むことが出来ないため、除菌は出産後に行うことになります。

ピロリ菌と妊婦のつわり