ピロリ菌に感染したら出る症状について
「ピロリ菌」に感染していても、それだけで症状が出る訳ではありません。
ピロリ菌は胃の中に住みついて胃の調子を悪くする原因にはなりますが、検査をしなければピロリ菌の感染自体が確定できないのです。
胃潰瘍や慢性胃炎など症状が出た時にピロリ菌の感染が疑われます。
「ピロリ菌」が原因の胃の症状
ピロリ菌に感染して、胃潰瘍や胃炎を発症する人はほんの一握りの人です。
一度ピロリ菌に感染すると、除菌しない限り生涯胃の中に住み続けます。
ピロリ菌は胃の中の強い胃酸にも生き残り、ウレアーゼという酵素を出して胃の中の尿素と反応しアンモニアを発生させます。
ピロリ菌が胃の粘膜の分泌を妨げ、自らの胃酸で胃を傷つけることになります。
これによって、胃に炎症を起こさせたり、弱くなった胃にダメージを与えるのです。
健康な胃を持ち、健康的な日常生活を送っている人には問題ありませんが、ストレスや飲酒、喫煙などにより、生活が乱れると胃酸が増えて炎症や潰瘍に繋がります。
生活を改善して健康的に過ごすことで改善しても、ピロリ菌が原因になっていたら除菌しない限り、繰り返すことになり慢性胃炎に移行します。
重症では無い症状が「ピロリ菌」の症状?
胃酸過多、胃もたれ、消化不良、吐き気、空腹時の胃痛、食後の不快感、食欲不振など、市販薬の胃薬に書かれているような症状を起こすことが有ります。
「最近、忙しかったから疲れている」「年齢のせいかしら?胃がすぐにもたれるの」などと、市販薬を飲んで翌日に改善していればそのまま過ごしてしまいます。
しかし、これがピロリ菌の症状になっているかもしれません。
同じような症状が続くとき、吐き気がひどくなってきたり、胃酸が逆流してくるようなときは、そのままにせずに医者に診察してもらいましょう。
胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎などの患者にピロリ菌感染者は大変多くいます。
胃になんらかの症状が有れば、医者に相談しピロリ菌感染検査を受けて、感染していた時には除菌することで、健康的な胃を手にすることが出来ます。
胃潰瘍、胃がんへのリスクの軽減にもピロリ菌検査を受けましょう。
スポンサーリンク
関連ページ
- 口臭
- おなら
- 下痢
- げっぷ
- 胃がんの原因?
- 背中の痛み
- 胸焼け
- 痛み
- 胃もたれ
- 嘔吐
- 子供の症状
- 症状がない場合
- 胃痛や腹痛
- 20代の感染
- 30代の感染
- 放置するとどうなるか
- 体への影響
- 不妊
- 体臭
- 発熱
- 頭痛
- 40代の感染
- 舌苔
- めまい
- 毒素
- 10代の感染
- 50代の感染
- ガスがたまる
- 妊婦のつわり
- 胃がんの発生率
- 発疹
- 感染による口の中の症状
- 喉の違和感
- 味覚障害
- 免疫の影響
- リンパ
- 悪化するとどうなるか
- 口が苦いと感じる?
- 鉄分
- 粘膜
- 抜け毛や薄毛に影響しているのか
- 疲れやすいと感じるようになった?
- 皮膚への影響
- 免疫力の低下
- 残胃について
- 存在部位
- 体重
- 大腸菌
- 鉄欠乏
- 吐血
- 突然繁殖、発病するものなのか
- 感染しても無症状である場合
- 有益な場合
- 扁桃腺
- 男性の不妊
- 胃炎と自覚症状
- 生理痛
- 口臭や舌苔