ピロリ菌の除菌とアルコール

ピロリ菌の除菌とアルコールについて

ピロリ菌検査で胃の中にピロリ菌が確認された場合、除菌治療の薬を服用して除菌を行います。
ピロリ菌は、除菌をしないと胃の中いなくなることはありません。

除菌治療をしてピロリ菌がいなくなると、ピロリ菌が胃の中で繁殖することさ無く、胃がんのリスクも低減するのです。

ピロリ菌の感染者は胃がんになりやすいという研究成果が出ています。
ピロリ菌の検査で陽性と出た人の3%は胃がんを発症しているのです。

では、ピロリ菌の除菌治療をしていたとして、
除菌している人で胃がんを発症する率は低下していることがわかりました。

胃がんはピロリ菌全ての要因で発症するわけではありませんが、リスクを低下する効果はあります。

ピロリ菌の除菌治療は薬の服用をします。

アルコールと薬は相性が合わないのはご存知かと思いますが、敢えて言います！
アルコールは止めましょう！治療中だけでも禁酒することをおすすめします。

アルコールは薬の効果を低下させるリスクがあります。
忘れてはいけないことは、ピロリ菌の検査も除菌も保健適用外ということです。

※胃カメラで胃の疾患が見つかり、ピロリ菌検査を行う場合は保健適用です。

全て自己負担なので、負担が大きくならないように、除菌治療の1週間の間は、アルコールを摂るのは止めましょう。

薬で行う除菌治療は、決められた期間内に毎日薬を飲むことが大前提です。
病院によっては、朝昼晩の食後食前と細かい指示があったり、飲酒のことをきびしく言わないケースもあるので、医師に相談するようにしてください。