ピロリ菌の3次除菌
除菌治療は2次除菌まである
ピロリ菌を保有していることが発覚した場合には、除菌治療という治療が行われ、ピロリ菌を失くします。こうすることで、ピロリ菌のリスクを抑えるのです。
この除菌治療は一度目の1次除菌と二度目の二次除菌があります。1次除菌ではピロリ菌を除菌しきれないという人も中にはいるため、2次除菌で残りのピロリ菌も除菌するのです。
このようにピロリ菌治療は二段構えで、確実に治療できるようになっています。
2次除菌でも失敗した場合は
ピロリ菌治療は確実に治療できるような仕組み作りがされていますが、中には2次除菌を行ってもピロリ菌が残ってしまう場合があります。この場合はどうするのかというと、3次除菌が行われます。2次除菌までは1種類の抗菌剤を服用しますが、3次除菌では2種類の抗菌剤を服用します。除菌能力を高めることで、確実性を上げるのです。また、3次除菌でも除菌できない場合は4次除菌も行えます。
しかし、ピロリ菌と治療方法として確立されているのは2次除菌までです。そのため、2次除菌までは保険を適用することができますが、3次除菌以降は保険が適用できず、全額を負担することになります。
3次除菌以降は大きな効果を期待できますが、メリットばかりではないのです。
除菌治療を失敗しないために
3次除菌以降は保険が適用できないので、2次除菌までで治療を終わらせたいものです。2次除菌に失敗する人は1割ほどです。その人たちに考えられることが薬の飲み忘れです。
薬を飲み忘れて期間が開くと、ピロリ菌は薬への耐性を持ってしまいます。そのため、薬を再開してもピロリ菌を除菌することができず、治療を失敗してしまうのです。
ピロリ菌の治療を成功させるためには、まずきちんと決められた時間に薬を飲むことが大切です。
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