ピロリ菌の除菌と腹痛
ピロリ菌の除菌で腹痛になる
ピロリ菌の除菌治療を行う場合、薬を服用することで治療が行われます。薬を服用するため副作用がでる場合もあります。中でも多い副作用が腹痛です。
ピロリ菌の除菌のための薬の作用により、腸の働きが弱まってしまうことで腹痛が起きます。しかし、この腹痛は数日すれば治まるため、除菌治療中においてはそれほど問題になるものではありません。
腹痛が続く場合には病院へ
ピロリ菌の除菌治療中にはよく腹痛が起きるものですが、この腹痛は数日で治まります。しかし、中には腹痛が長期間続く場合があります。また、腹痛に伴って下痢になりやすくもなりますが、その際に血便が出るといった場合もあります。
このような場合は除菌治療の薬の副作用とは考えにくく、他の病気が発症していることが考えられます。
もし、腹痛が長く続くようであれば、病院へ行き診断をしてもらうようにしましょう。
勝手に薬の服用を止めてはいけない
ピロリ菌の除菌治療で腹痛になった場合、最も恐ろしいものは、自己判断で薬の服用を止めてしまうことです。
薬を飲んでいることで副作用として腹痛が表れた場合、やはり心配になってしまうものです。しかし、その腹痛を心配するあまり、薬の服用を止めてしまうと除菌治療を失敗に繋がってしまうのです。薬の服用を2回続けて行わなかった場合、除菌はほぼ100%失敗します。
ピロリ菌の除菌治療を行ううえで腹痛は仕方のないことです。そのため、少しの腹痛は心配せずに薬の服用を続けましょう。
もし腹痛が長く続くようであれば、薬の服用を止めるのではなく、病院で診断をしてもらい、薬の服用を続けるべきか止めるべきかの判断を仰ぎましょう。絶対に自己判断はしてはいけません。
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