ピロリ菌を除菌するための薬代
ピロリ菌の治療は薬で行う
ピロリ菌は日本人の半分が感染しており、高齢になるごとに感染率が高まる菌です。感染しても症状が出ない場合もありますが、症状がでると胃潰瘍や胃癌などを引き起こしてしまう、意外と恐ろしいものです。
このピロリ菌の治療は、抗菌剤を使った除菌治療が行われます。では、この除菌治療の薬はどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
薬代は意外と高額
ピロリ菌の除菌治療で使われる薬で主なものはランサップという抗菌剤です。これでピロリ菌を除菌します。この薬の服用期間は1週間で、薬代は2000円ほどかかります。
また、除菌治療には抗菌剤だけでなく、胃液を抑える薬なども含まれるため、薬の合計金額は5000円近くにもなります。
薬にこれほどの費用が掛かったとしても、ピロリ菌の恐怖から逃れることができるのであれば、治療を行っておくことが望ましいと言えます。
保険を適用できるかに注意
ピロリ菌は除菌治療を行うことが望ましいのですが、必ず保険が適用されるわけではありません。ピロリ菌に感染していて、なおかつ胃に炎症が起きている場合にのみ保険が適用されます。
もし保険が適用されない場合、ランサップの金額が約3倍になり6000円ほどかかってしまいます。つまり薬代は合計で1万円弱になります。
このように保険が使えないと治療費が高額になってしまいます。しかし、ピロリ菌を発見した段階で治療を行っておきたいという場合には、治療費も考えたうえで決断するようにしましょう。
また、女性の場合は、妊娠すると子どもにもピロリ菌が感染する恐れもあります。そのため、妊娠前に検査を受け、ピロリ菌が見つかった場合には症状が出ていなくても治療を行うことが望ましいと思います。
スポンサーリンク
関連ページ
- 除菌費用
- 薬
- 副作用
- 除菌に失敗
- ガイドライン
- 除菌判定
- ヨーグルト
- アルコール
- アレルギー
- アトピー
- 運動
- 嘔吐
- コーヒー
- 成功確率
- 風邪
- 喫煙
- 危険性
- 高齢者
- 再発
- 除菌はするべきか
- スケジュール
- 睡眠薬や風邪薬の併用
- その後
- 2次除菌
- 3次除菌
- 市販薬
- 除菌の効果
- 除菌中の食事
- 妊娠への影響
- 除菌中の胃痛
- 除菌後の胃痛
- 除菌後の胃癌
- 除菌適応
- 薬疹
- 除菌と腹痛
- 除菌薬の飲み忘れ
- 完治するのか
- 除菌と禁煙
- 除菌と血便
- 除菌と食欲への影響
- 除菌する際の注意
- 除菌による入院
- 抗生物質
- 2回目の除菌
- 治らないこともある?
- 薬の飲み方
- 除菌でだるい症状が出る場合
- 除菌でむくみが出る場合
- 除菌による眠気
- 除去により二日酔いの吐き気が緩和されるのか
- 除菌ガイドラインとペニシリンアレルギー
- 保険点数の扱い
- 3次除菌におけるガイドライン
- 除菌と不妊治療
- 除菌の副作用によるげっぷ
- 除菌の副作用と入院
- 生理中の除菌
- 除菌薬の飲み合わせ