ピロリ菌は完治するのか
ピロリ菌の再発は稀
ピロリ菌の感染が発覚した場合、除菌治療を受ける人も多くいます。では、この除菌治療でピロリ菌は完治するのでしょうか。
除菌治療自体が失敗する可能性もありますが、無事治療が成功した場合には、ピロリ菌が再発することはほとんどありません。そのため、治療を受ければ完治すると言ってもよいでしょう。
しかし、ごく稀に再発をすることがあります。ピロリ菌は井戸水などから感染するため、井戸水を飲むことで再発することがあります。また、治療が終わってもピロリ菌が残ってしまう場合もあります。
治療後の診断に誤りがある場合も
ピロリ菌の除菌治療が終了すると、ピロリ菌が残っていないかの検査を受け、そこで残っていないことが確認されれば、完治ということになります。
しかし、ピロリ菌の検査は難しいもので、確実に全てのピロリ菌を見つけ出すことは極めて困難であり、ピロリ菌の治療後は尚更検査が難しくなります。
そのため、ピロリ菌が残っているにもかかわらず、治療が成功したと診断される場合もあるということです。このような場合には、ピロリ菌が再発することもあります。
治療後も定期的な検査が必要
ピロリ菌の除菌治療を行った後、ピロリ菌の再発を防ぐには、治療後であっても検査を定期的に受けることが大切です。
ピロリ菌の治療を行ったとしても、ピロリ菌が完全に無くなり再発の心配がなくなったと考えるのではなく、もしかしたらピロリ菌が残っているかもしれないと考えるようにしましょう。
また、ピロリ菌の治療を行ったからと言って、胃潰瘍や胃癌に必ずしもならないわけではありません。たとえ治療を行ったとしても、そのような検査も含めて行うようにするべきです。
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