ピロリ菌とＸ線検査(レントゲン)

ピロリ菌を除菌した後にはもうＸ線検査(レントゲン)などはしなくてもいいものなのかと言われたら、そうではないでしょう。ピロリ菌がいて除菌したとしてもＸ線検査や内視鏡の検査をしなければならないのはどうしてなのか、ピロリ菌の検査でＸ線検査はどのような時に採用されていることが多いのか、Ｘ線検査や内視鏡でピロリ菌がいるのが分かった場合、除菌は保険診療ですることが出来るものなのか、などを紹介したいと思います。

ピロリ菌を除菌した場合にＸ線検査などはもうしなくてもよいものなのか

ピロリ菌に感染していて除菌した場合でもまったくいなくなった、と考えず定期検診などでは必ずＸ線検査や内視鏡検査などはした方が良いでしょう。どうしてなのかというと、ピロリ菌感染に関係のない癌というのもあるからです。99％はピロリ菌によって癌が発生することが多くありますが、1％の存在も忘れないようにしたいものです。

ピロリ菌の検査でＸ線検査を採用しているのはどのような時なのか

ピロリ菌の検査では対象の病名がある時にはあまりＸ線検査で検査することは少ないです。健康診断や人間ドックなどでとくに病名はないけれど気になるから調べたい、というような人に採用されていることが多いでしょう。

Ｘ線検査や内視鏡でピロリ菌を発見した場合には除菌は保険診療ですることが出来るものなのか

Ｘ線検査や内視鏡でピロリ菌に感染していると分かった場合には、除菌などは保険診療ですることが出来ます。ただ単にピロリ菌がいるかどうかを知りたいだけでの検査は自費になります。

ピロリ菌の検査はＸ線検査(レントゲン)や内視鏡で知る事も出来ます。健康診断や人間ドックで採用されている場合が多く、ピロリ菌に感染していると分かり病名が付いた場合には、除菌は保険診療ですることが可能です。

ピロリ菌とＸ線検査(レントゲン)