ピロリ菌の検査と食事

ピロリ菌の検査と食事について

胃カメラで検査を受ける時に、前日の夕食から検査当日の検査まで食事は禁止です。

では、ピロリ菌の検査の前では食事は摂って良いのでしょうか。

ピロリ菌検査の前の食事制限は基本的ありません。
断食しなくても良いのはありがたいですよね？

しかし、普段飲んでいる胃薬の服用は2週間は控えることを忘れないでくださいね。

ピロリ菌検査は基本的に食事制限はありません。
「基本的」にです。
基本的ということは、細かく調べると食事制限が必要な検査があるからです。

ピロリ菌検査の中で食事制限があるのは、尿素呼気試験法と胃カメラです。

※1人で判断せずに、医師の病院の指示に従ってください。

ピロリ菌の検査前は、なるべくアルコールの摂取、タバコは控えましょう、いや禁止です。
タバコを吸ってしまうと、検査結果に影響が出てしまいますから数時間の禁煙は諦めてください。

どうしてタバコを禁止するのか、大抵一次除菌に失敗するというケースが多く報告されています。
失敗すれば、するほど費用の負担が大きくのしかかってしまいます。
ですから、タバコもお酒も検査前に辞めるようにしましょう。

会社の付き合いでどうしてもお酒を飲まなければいけない場合、予定を調整して検査を行うようにしてください。

尿素呼気試験法は、吐く息を採取してピロリ菌が出している二酸化炭素の量を調べます。
胃カメラより体の負担が無く、結果も的確にわかる方法ですが、食事制限とタバコ、アルコール摂取の禁止も加わりますから、人によっては精神的な負担があるかもしれません。

しかし、ピロリ菌が原因で胃がん、その他の胃点が腸の疾患になりやすい体ときちんと調べてピロリ菌を除菌してリスクが少ない体になるか？

答えは見えてるはずです。