ピロリ菌の検査を受ける年齢
子どもでも検査をできる
ピロリ菌は日本人の半分が保有していると言われています。そのピロリ菌は胃がんなどのリスクを上げてしまいますが、症状が発症する人はピロリ菌を保有している人の内、ほんのわずかです。
しかし、ピロリ菌を保有している場合には早めに対処をしておくことで安心感につながります。
また、ピロリ菌は子どもであっても保有している可能性はあります。そのため、子どもでも検査をすることができます。
年齢を重ねるにつれて感染率が高くなる
子どもでもピロリ菌を保有している可能性はありますが、やはり年齢を重ねるにつれてピロリ菌の感染率は高くなります。
20代まではピロリ菌の感染率は1%未満ですが、60代以上になると80%以上となり、年齢と共に感染率が高まることが分かります。
そのため、若いころにはピロリ菌の検査を重視しなくてもそれほど問題はありませんが、年齢を重ねていき、特に60代以降であれば、1年に1回から2回ほどの検査を受けておくべきです。
40歳をひとつの基準に
60代以上になることでピロリ菌の感染率は格段に上がるので、60代以上はしっかりと定期的な検査を受けるべきですが、もう一つの基準があります。それが40歳です。
ピロリ菌は胃がんなどを引き起こしやすくします。そして、40代以降は癌になりやすい年齢といわれ、胃がんにもなりやすくなります。つまり、40代以降はピロリ菌に感染することで、胃がんになる可能性が大幅に上がってしまうことにもなるのです。
そのため、40歳を一つの基準と考え、40代から定期的にピロリ菌の検査を受けるというのも、胃がんのリスクを抑えるうえで有効な方法です。
このように、ピロリ菌は年齢に関係なく、検査を受けることが大切だと言えます。
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