ピロリ菌と白血球
ピロリ菌に感染していると白血球の数が変わってきたりすることがあります。どうしてピロリ菌に感染している疑いがあると白血球の数が変わってきたりするものなのか、ピロリ菌はなぜ胃の中に住むことができるものなのかどうか、小児のピロリ菌感染はあるものなのか、などを紹介したいと思います。
ピロリ菌に感染していることで白血球の数が変わったりするのはどうしてか
ピロリ菌は胃の壁にへばりつくことで毒素を出します。すると体は外部から菌が入ってきたということを感じピロリ菌を退治するため白血球が近くに集合してきます。そしてピロリ菌と戦うことになります。
ですから、ピロリ菌が胃に入ってきて感染が疑われると白血球の数が増えているということが分かることがあります。
ピロリ菌はどうして胃酸が出る胃に住むことが出来るものなのかどうか
ピロリ菌はどうして胃酸が出る胃に住むことが出来るのかというと、ピロリ菌みずからが自分のまわりをアルカリ性で包むことで胃酸を中和することが出来るのです。ですから胃酸が出る中でも住み続けることが出来るため、除菌しないといなくなることはないのです。
小児がピロリ菌に感染しているということはあるものなのか
小児がピロリ菌に感染するとしたら、親からの経口感染によるものなどが多く、それほど多くの感染者はいないものと考えられていますが、感染している人ももちろんいます。5才までで1割程度、10才までで2割程度と言われています。
ピロリ菌に感染していると白血球の数が変わっていくことがあります。それはピロリ菌が胃の中に入り毒素を出すことで白血球との闘いがはじまるため、白血球の数が変わると言われているからです。ピロリ菌は胃の中でもどうして存在していられるのかというと、自らのまわりをアルカリ性で包むことが出来るため胃酸の中でも存在することが出来ます。
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