ピロリ菌の検査結果について
内視鏡検査が主流であるピロリ菌検査は、医学の発達とキットの開発により内視鏡検査以外でもピロリ菌検査が受けれるようになりました。
保険適用の検査と保険適用外の検査と分かれていますが、ピロリ菌検査の方法によって検査内容とか調べてみることにしましょう。
内視鏡検査を使うピロリ菌検査はどう?
培養法
内視鏡で胃の中にの粘膜を採取して、ピロリ菌の有無を確かめる方法
時間
15分くらい
検査が判明する日数または時間
3日?7日
二次除菌を行う際によく使われる方法です。
鏡検法
胃の粘膜を採取して、専用の顕微鏡を使い粘膜にいるピロリ菌の有無を見つける方法
時間
15分くらい
検査が判明する日数または時間
2日?3日
迅速ウレアーゼ試験
ピロリ菌は尿素をアンモニア変える「ウレアーゼ」という成分を出しているため粘膜がアルカリ性になっていないか、pH指示薬の中に粘膜を入れて調べる方法
時間
15分くらい
検査が判明する日数または時間
20分?数時間
確実にピロリ菌の有無が分かることと、時間がかかりません。
内視鏡検査以外のピロリ菌検査はどうだろう?
抗体検査
血液検査と尿検査で調べます。
この検査には厄介なことがあり、抗体が残っていると、例え、ピロリ菌が死滅していても検査の結果、陽性と出る可能性があります。
時間
1分くらい
検査が判明する日数または時間
10分から数時間
尿素呼気試験
ピロリ菌が胃の中に住みついていると、体内の二酸化炭素は増えているため、吐いた息を採取します。 試験薬を飲んで終わりという体の負担がない方法です。
時間
20分くらい
検査結果
除菌治療後にピロリ菌が除菌されたが判断するために使われるため、信頼度は高いといえます。
便中抗原検査
少しの量の便を採取して、ピロリ菌の有無を調べます。的確な検査結果が出るので信頼度は高い
時間
数分
検査が判明する日数または時間
10分くらい
※参考資料「佐藤ライト製薬株式会社 ピロリ菌の検査方法」
ピロリ菌検査の信頼性の高いのは?
比較してみてわかったことは、内視鏡検査では
迅速ウレアーゼ試験。
内視鏡検査以外のピロリ菌検査では尿素呼気試験と便中抗原検査という事がわかりました。
比較した結果ですから、自分で判断しないで医師と相談をして適切な検査を行ってください。
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