ピロリ菌と定期検査の必要性

ピロリ菌を除菌したら定期検査をする必要性があるのかどうか知っておきたいところでしょう。ピロリ菌を除菌しても定期検査はしたものがいいのかどうか、ピロリ菌の有無が分かるＡＢＣ検診は受けた方が良いものなのかどうか、健康保険で検査できるピロリ菌の検査とはどのような種類があるものなのか、などを紹介したいと思います。

ピロリ菌を除去しても定期検査はしたほうがいいものなのかどうか

胃癌などはピロリ菌を除去することで、かかる可能性がとても減ると言われています。しかしピロリ菌を除去したからといって胃癌にかからないわけではないため、きちんと定期検査をしていくことはとても大切になります。ピロリ菌と関係のない癌などもある為です。あまり除菌したからといって安心することなく生活していったほうが良いでしょう。

ピロリ菌の有無が分かる検査のＡＢＣ検診は積極的に受けた方が良いものなのかどうか

基本的には胃潰瘍や十二指腸潰瘍がなければピロリ菌の検査は保険適用にならないため、胃癌予防のためにピロリ菌の有無を知る検査などは自費になりますので、把握しておいた方が良いです。しかしＡＢＣ検査を受けることで胃癌のリスクを知ることができ、ピロリ菌もいるのであれば早めに除菌することが出来るため積極的に受けるのも良いでしょう。

健康保険で出来るピロリ菌の検査の種類とはどのようなものがあるものなのか

ピロリ菌を調べるための検査で、病名があり健康保険で出来る検査にはいくつか種類があります。尿素呼気試験・血中・尿中ピロリ菌抗体測定検査・便中ピロリ菌抗原検査・迅速ウレアーゼ試験・鏡検法・培養法があります。

ピロリ菌の除菌をしたとしても、癌のリスクがゼロになるわけではありません。ピロリ菌とは関係ない原因があることもあるからです。ですから定期検診はおろそかにせずきちんと受けた方が良いでしょう。

ピロリ菌と定期検査の必要性