ピロリ菌の検査の保険適用について
「ピロリ菌」に感染しているかいないかの検査自体に健康保険の適用はされません。
ピロリ菌は胃潰瘍や胃がんの発症の原因になると考えられていることから、病気にかからないためには、早期の検査と除菌治療が必要になります。
しかし、病気の治療に必要な検査では無く、予防の為の検査になるのです。
「ピロリ菌」検査は保険適用外
ピロリ菌に感染していたとしても、感染しているだけでは特に問題ありません。
胃や消化器に自覚する症状もない状態は、ピロリ菌を意識することも無いでしょう。
しかし、慢性胃炎や胃潰瘍など胃の具合が悪くて病院に診察に行こうかと考え始めたら、もしかしたらピロリ菌が原因かしら?となるのです。
ピロリ菌感染の検査は、あくまで有無を確認する検査になる為、健康保険の適用外になり検査費用はすべて自己負担になります。
胃カメラ(内視鏡)検査によって細胞採取する場合は、採取する個数に寄っても検査費用に違いがあります。
検査後の請求額を見て、ビックリするなんてことも有るのが保険適用されない検査費用の実費です。
保険適用は病院の捉え方次第?
健康診断や人間ドッグなどで、すでに胃潰瘍や慢性胃炎、胃のポリープなどの指摘を受けて再検査になった時、胃カメラ(内視鏡)検査に合わせて血液抗体検査、尿素呼気検査など、ピロリ菌の存在を仮定しての、除菌治療の為の確認検査と捉える場合、健康保険の適用を受ける場合があります。
年齢的にピロリ菌の感染が疑われる事や、すでに胃に症状が有る事、除菌治療が必要となると診断される必要があります。
除菌治療は、2013年2月から健康保険が適用されるようになりました。
病院によっては、再検査時にすでに病状の確認として検査が必要であるとすれば保険を適用することも有るのです。
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