ピロリ菌の陰性高値とは

ピロリ菌の陰性高値と呼ばれるものは陰性であっても高値の数値では全く感染していないとは言えないということです。ピロリ菌の検査で陰性高値であった場合には陽性の可能性はあるのか、ピロリ菌の検査でいくつかの検査をするとしたらどれが良いのか、高齢の人がピロリ菌の除菌で気を付けた方がいい事とは、などを紹介したいと思います。

ピロリ菌の検査で陰性高値であった場合、陽性である可能性はあるものなのか

ピロリ菌抗体検査で抗体濃度が10.0以上であれば陽性であると言われていますが、陰性高値というのはそれ以下の値の3.0～9.9の範囲の濃度の場合を指します。結果的には陰性とよばれる範囲内にはいるためピロリ菌に感染していないものと思われがちですが、60％が過去にピロリ菌に感染したことのある人だったりします。

ピロリ菌の検査の中でおすすめの検査とはどれか

ピロリ菌の検査の中には偽陰性が出てしまうこともあり、いくつか検査をした方が良いとされていますが尿素呼気試験、血中抗体法、鏡検法などがおすすめで、これに内視鏡を合わせて検査をすることでほぼ判断がつくとされています。

高齢者がピロリ菌の除菌をする際に気を付ける事とは

高齢者になるといろいろな病気を発症し、脳梗塞になることもあるでしょう。脳梗塞になると血液さらさらにする薬を飲まなければならないため、薬の作用で胃潰瘍を引き起こす可能性が高くなると言われています。

薬をのみはじめてからのピロリ菌の除菌は危険なので、出来るだけ血液さらさらになる薬を飲む前にピロリ菌の検査をしておいたほうが良いでしょう。

ピロリ菌の陰性高値とは抗体濃度が10.0以上は陽性となりますが、それ以下の3.0～9.9の範囲のことを陰性高値といいます。10.0に限りなく近い数値であると陰性と出てもピロリ菌がいることがあり、いくつかの検査を組み合わせてピロリ菌を確認する必要があります。

ピロリ菌の陰性高値とは