ピロリ菌の種類
日本人の半分はピロリ菌を持っている
ピロリ菌という名前はよく聞くと思います。しかし、ピロリ菌の影響というと腹痛が起きるというようなイメージしか持たないと思います。しかし実際には、ピロリ菌は胃がんなどの胃の病気を引き起こしやすくします。多くの人がイメージしているよりも恐ろしい病気なのです。
そんなピロリ菌を、日本人の半分が保有していると言われています。保有はしていても発症する確率は低いものですが、そこには危険性も潜んでいます。
ピロリ菌は数種類存在する
一口にピロリ菌と言っても、数種類存在していることがわかってきました。国によってピロリ菌の種類が変わってきます。国ごとの環境の違いから、変化が出ているのでしょう。そのため、アメリカで多く広まっているピロリ菌と、日本で多く広まっているピロリ菌も種類が異なります。
ですが、ピロリ菌の種類が違うことで、どのような違いがあるのでしょうか。
実は、その違いにより、日本のピロリ菌が危険だということがわかるのです。
日本のピロリ菌の危険性
ピロリ菌の種類の違いは、ピロリ菌に含まれる遺伝子の数や種類によってできます。
多くのピロリ菌は遺伝子の数の違いで種類が異なりますが、アメリカと日本のピロリ菌は遺伝子の種類が異なります。
アメリカのピロリ菌は病原性が低い種類です。それに対し日本のピロリ菌は病原性が最も高い遺伝子を持っているため、危険性が高いのです。そのため、日本人は胃がんになる確率が高いとも言われています。
日本のピロリ菌は危険性が高い種類にも関わらず、人口の半分が保有しています。もちろん発症する確率は低いですが、保有している以上は、いつ発症してもおかしくはありません。
もし、健康診断などでピロリ菌を保有している可能性があると診断された場合には、早めに対処をするようにしましょう。
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