ピロリ菌と血小板
血小板は非常に大切
人間の血液中には様々な成分が含まれていますが、どの成分も非常に大切なものです。その血液中の成分の一つに血小板があります。
血小板は、ケガをして出血をした場合に、血を止める役割をします。ケガをした部分にかさぶたができる原因の一つが血小板です。
これにより、ある程度の傷であれば、勝手に止血をし、自然に治癒してくれるのです。
しかし、この血小板が減少してしまう、特発性血小板減少性紫斑病という病気があります。これにより血小板が減少すると、血が止まりにくくなり、大量の出血をして貧血などになってしまうのです。
ピロリ菌を保有している可能性がある
この特発性血小板減少性紫斑病は、ピロリ菌が関係している場合があります。特発性血小板減少性紫斑病を発症した場合、ピロリ菌の検査を受けると陽性と診断される可能性が高いのです。
もしも、特発性血小板減少性紫斑病を発症した場合には、同時にピロリ菌の検査も受けておいた方が良いでしょう。
ピロリ菌治療で回復する可能性も
特発性血小板減少性紫斑病を発症し、同時にピロリ菌検査でも陽性が出た場合、ピロリ菌の除菌を行うべきです。
ピロリ菌を除菌することで、ピロリ菌を保有している人の半分ほどは、血小板の数が回復すると言われています。つまりピロリ菌が原因で血小板が減少しているということです。
ピロリ菌の除菌は、薬を服用することで行えるため、非常に簡単ですし、薬自体の副作用もそれほどありません。
ピロリ菌自体も胃の病気を引き起こす可能性がある恐ろしいものですし、血小板の数を回復することにもつながるため、特発性血小板減少性紫斑病とピロリ菌が同時に発症した場合には、まずはピロリ菌の除菌を行ってみることをおすすめします。
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